SF小説 SF novel

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それはあるパンデミックの時代の暑いタイの田舎の出来事でした。 「暑いね、今日も外出できないし、エアコンも停電で動かないし、どうしようか」 「穴を掘って、シェルタを作ってみたら」 「でも、暑いから動きたくないよ」 「夜になったら、やってみてもいんじゃない」 夜になると、気温は30度近くまで下がりました。 「やっぱり、今夜はやめとこう」 「そうね、シャベルで掘るのもたいへんそうだし」 そんなことが続い ...

その他

私は公園を散歩した。 街の外れにある小さな公園だ。 普段、こんな朝早くには人は誰もいない。 ところが、今朝はベンチに老人が座っていた。 何の特徴も、特性もない老人、おじいさんだ。 私がそのベンチを黙って通り過ぎようとすると、その老人が話しかけた。 「あの、そこの人、学生さんでしょうか」 「はい、なんでしょうか」 私はその老人をよく見てみることにした。 目は少しタレ目、育ちはよさそうだ、ただなんとな ...

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ある日、私は愛犬スーちゃんとテレパシーで話しをしていた。 スーちゃん、あかん、暑くてたまらんで。どーする。 ワテ、もうスタミナ切れましたでしゅ いまなんどやろ 四十五度でしゅ あかん、スーちゃん、ホットドッグや やめてくだだい、冗談言うてる場合ではないでしゅ どや、まいったか え、あんた誰や 神様や 神様、昔、死んでしまったはずでしゅ ワンコはアホや あんた、神様なら人を助けんとあかんで うるさい ...