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それはあるパンデミックの時代の暑いタイの田舎の出来事でした。 「暑いね、今日も外出できないし、エアコンも停電で動かないし、どうしようか」 「穴を掘って、シェルタを作ってみたら」 「でも、暑いから動きたくないよ」 「夜になったら、やってみてもいんじゃない」 夜になると、気温は30度近くまで下がりました。 「やっぱり、今夜はやめとこう」 「そうね、シャベルで掘るのもたいへんそうだし」 そんなことが続い ...

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ある日、私は愛犬スーちゃんとテレパシーで話しをしていた。 スーちゃん、あかん、暑くてたまらんで。どーする。 ワテ、もうスタミナ切れましたでしゅ いまなんどやろ 四十五度でしゅ あかん、スーちゃん、ホットドッグや やめてくだだい、冗談言うてる場合ではないでしゅ どや、まいったか え、あんた誰や 神様や 神様、昔、死んでしまったはずでしゅ ワンコはアホや あんた、神様なら人を助けんとあかんで うるさい ...

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私の名前は”さんきゅう”。へんな名前だ。性別不詳。ときどきなんで”さんきゅう”なんて名前を親がつけたのかと考えてしまう、昔なら、両親がいてきくこともできるんだけれど、この時代、親は存在しないのだ。昔だったら、両親がいないと、孤児でかわいそうということになるが、みんな政府の計画によって、子供は生まれてくるのでみんな同じだ。でも、誰が”さんきゅう”なんて名前をつけたのだろう。 ’一級”、”二級”、三級 ...

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2030年、世界はまたパンデミックにより混乱している。今回のウィルスで感染による死者はでていない。このウィルスに感染するとはじめは風邪のような症状になり、やがて体毛がすべてなくなり、そして通常の状態にもどる。 その結果、2040年には、人類はすべてツルッパゲのスキンヘッドとなった。このウィルスの影響で、あかちゃんもスキンヘッド状態で生まれるようになった。 ある学者はこの現象を新人類誕生、進化した新 ...