この物語はフィクションで登場する人物や建物などは架空のもので実際には存在しません。
居酒屋「兄弟船」
居酒屋「兄弟船」はバンコクのオンヌットにある小さいが人気のある焼鳥が自慢の店だった。これはある日の出来事からはじまった日本とタイのサクセスストーリー。
明日から福本のオーディションだ
たけし:おい、バカ息子。今日は早く帰っていいぞ。明日から福本のオーディションだろ?
龍二:ありがとうございます、はげやん。でも、僕はまだ練習が足りないと思います。かんばる大谷さんと一緒にもう少しギャグを考えたいんです。
たけし:そうか。じゃあ、頑張れよ。俺も応援してるからな。でも、無理しないでな。体調を崩したら笑えないぞ。
龍二:はい、分かりました。では、失礼します。
僕は福本の芸人になるんだ
(タイマッサージの店に到着)
ペン:おかえりなさい、龍二さん。今日はどうでしたか?居酒屋の仕事は大変でしょう?
龍二:ええ、まあまあですよ。でも、明日からは違う仕事を始めます。
ペン:え?違う仕事?どんな仕事ですか?
龍二:実はね、僕は福本の芸人になるんだ。かんばる大谷さんとコンビを組んでオーディションを受けるんだよ。
ペン:ええええ?!本当ですか?!それはすごいですね!でも、芸人って大変じゃないですか?お金もあまり稼げないし、人気も出ないかもしれないし…
龍二:そんなこと言わないでよ。僕は夢を追ってるんだ。笑いグランプリのチャンピオンになって有名になりたいんだよ。
ペン:でも、龍二さん…私たちの将来はどうなるんですか?家族を養ってくれるんですか?
龍二:大丈夫だよ。僕は成功するから。信じてくれよ。それに、福本の芸人はみんな優しいから、困ったら助けてくれるよ。
ペン:そうですか…でも、私は心配です。かんばる大谷さんはどんな人ですか?私にも会わせてくれますか?
かんばる大谷
龍二:もちろんだよ。今から来ると思うよ。あ、来た来た。かんばる大谷さん、こちらは僕の妻のペンです。
かんばる大谷:こんにちは、ペンさん。お会いできて光栄です。私はかんばる大谷と申します。龍二さんの相方です。
ペン:はじめまして、かんばる大谷さん。私はペンと言います。龍二さんの妻です。
かんばる大谷:ペンさん、龍二さんは素晴らしい才能を持っていますよ。私たちはチーム兄弟船というコンビを組んでいます。お得意のギャグは、「トムやん、ハゲやん、そうですやん」です。
ペン:トムやん、ハゲやん、そうですやん…?
かんばる大谷:そうですよ。トムやんはタイ料理のトムヤムクンのことで、ハゲやんは居酒屋の店長の斎藤たけしのことで、そうですやんは関西弁で「そうですよ」という意味です。
ペン:なるほど…でも、それって面白いんですか?
かんばる大谷:もちろん面白いですよ。タイ人と日本人の文化の違いを笑いに変えるんですよ。それに、ハゲやんは本当にハゲてるから、見た目もインパクトがありますよ。
ペン:そうなんですか…でも、ハゲやんに失礼じゃないですか?
かんばる大谷:いえいえ、ハゲやんは気にしてませんよ。彼も一緒にコンビを組むことになりましたから。
ペン:え?ハゲやんも芸人になるんですか?
かんばる大谷:そうなんですよ。私たちは三人でコンビを組みます。チーム兄弟船プラスワンという名前にします。
ペン:三人でコンビ?それってありなんですか?
かんばる大谷:ありますよ。福本には三人以上のコンビもいますから。それに、三人だとバラエティーに富みますよ。
プラスワンは誰なんですか?
ペン:そうなんですか…でも、プラスワンは誰なんですか?
かんばる大谷:プラスワンは…こちらです!
(アルバイトのタイ人女性ヌンが現れる)
ヌン:こんにちは!私はヌンと言います。龍二さんの居酒屋でアルバイトしています。
ペン:え?ヌンさん?あなたも芸人になるんですか?
ヌン:はい!私もチーム兄弟船プラスワンの一員です!
ペン:でも、ヌンさんはタイ人じゃないですか?日本語が話せますか?
ヌン:日本語は少し話せますよ。でも、それが逆に面白いんですよ。私はタイ語で喋って、龍二さんとかんばる大谷さんが通訳してくれます。
ペン:タイ語で喋って通訳する…それって面白いんですか?
ヌン:もちろん面白いですよ。タイ語と日本語の音や単語が似ていることもあるんです。タイ語の「きくあのね」とかとか、「きれい」も日本語みたいで意味はちがうんですよ。タイで「きれい」はブサイクという意味です。
ペン:では、私もマネージャーになって日本にいきます。
チーム兄弟船プラスワンはお笑いグランプリのチャンピオン
数年後、チーム兄弟船プラスワンはお笑いグランプリのチャンピオンとなり、日本中でお得意のギャグ「トムやん、ハゲやん、そうですやん」で笑いの連鎖反応がおきていた。
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Bing AIにきいてみた タイ人の代表的コメディアン
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