「シンギュラリティ・チャンティング」へようこそ。これは、メタバース上で行われる唱題行のワールドです。ここでは、自我や妄想にとらわれず、心のフィルターをクリアにする体験ができます。極寒の佐渡ヶ島で厳しい生活を送った日蓮の精神を感じながら、一つの心、異体同心に近づく旅を始めましょう。自分自身と他者との繋がりを深く感じることで、より平和な世界に一歩近づくことができます。
Welcome to “Singularity Chanting,” a world of vocal practice in the metaverse. Here, you can experience clearing your mind’s filters, free from the constraints of the ego and delusions. Let us embark on a journey to become one in spirit, feeling the ascetic spirit of Nichiren, who lived a harsh life on the freezing Sado Island. By deeply sensing your connection with yourself and others, you can take one step closer to a more peaceful world.
日蓮大聖人の御書から励ましになる一節
原文:
「譬へば、鑽石は山の中にありて、外より見ればいはば石ころなり。然れども、よくよく研ぎ磨きなば、貴き宝となる。人もまた同じく、仏性という宝を内に含みて、煩悩という石ころに覆はれ居たり。これをよくよく修行して、煩悩を打破すれば、仏たるべきなり。」
(御義口伝 第九)
現代語訳:
譬えば、ダイヤモンドは山の中にあり、外見はただの石ころのようである。しかし、よく研ぎ磨けば、貴い宝となる。人もまた同じように、仏性という宝を内に秘めているが、煩悩という石ころに覆われている。これをよく修行して、煩悩を打ち破れば、仏になれるのである。
英語訳:
“To use an analogy, a diamond is hidden in the mountains and looks like a mere stone from the outside. However, if it is carefully polished and refined, it becomes a precious treasure. Similarly, people also have the treasure of Buddhahood within them, but it is covered by the stone of烦恼 (delusion). If they practice diligently and break through their delusions, they can become Buddhas.”
タイ語訳:
เปรียบเสมือนเพชรที่อยู่ในภูเขา จากภายนอกดูเหมือนก้อนหินธรรมดา แต่ถ้าหากขัดเกลาอย่างดี เพชรนั้นก็จะกลายเป็นสมบัติล้ำค่า เช่นเดียวกับมนุษย์ที่ล้วนมีแก่นแท้แห่งพระพุทธะ (พุทธ性が) อยู่ภายใน แต่ถูกปกคลุมด้วยหินแห่งกิเลส (烦恼) หากหมั่นฝึกฝนและขจัดกิเลสออกไป ก็สามารถบรรลุพุทธะได้
解説:
この一節は、私たちの中に秘められた仏性の輝きを、煩悩という石ころに覆われているために見失っていることに気づかせてくれます。しかし、修行を通して煩悩を打ち破れば、誰でも仏になれるという希望を与えてくれます。
日蓮大聖人は、たとえ困難な状況にあっても、希望を捨てずに努力し続けることが大切だと説いています。また、私たち一人ひとりが仏になる可能性を秘めていることを信じ、自分自身を信じることの大切さも教えてくれます。
この一節は、私たちに勇気と希望を与えてくれる、日蓮大聖人の御書の真髄を表していると言えるでしょう。
補足:
- この一節は、日蓮宗の根本経典である『御義口伝』の第九章に収録されています。
- 煩悩とは、迷いや悟りの妨げとなる心の働きを指します。
- 修行とは、仏道を悟るために努力することです。
その他、励ましになる日蓮大聖人の御書
- 「南無妙法蓮華経」 – 南無妙法蓮華経は、日蓮大聖人が最も大切にした題目です。この題目を唱えることは、煩悩を打ち破り、仏になるための最善の手段であるとされています。
- 「諸法実相」 – 諸法実相とは、すべてのものはありのままの姿で真実であるという意味です。この真理を理解することは、苦しみから解放されるための鍵であるとされています。
- 「三世因果」 – 三世因果とは、過去・現在・未来の三つの世における原因と結果の関係を指します。この法則を知ることは、正しい生き方をするための指針となります。
日蓮大聖人の御書には、私たちの人生を導くための多くの教えが記されています。困難な時や迷った時に、ぜひ御書を読んで励みにしてください。