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「シンギュラリティ・チャンティング」へようこそ。これは、メタバース上で行われる唱題行のワールドです。ここでは、自我や妄想にとらわれず、心のフィルターをクリアにする体験ができます。極寒の佐渡ヶ島で厳しい生活を送った日蓮の精神を感じながら、一つの心、異体同心に近づく旅を始めましょう。自分自身と他者との繋がりを深く感じることで、より平和な世界に一歩近づくことができます。
日蓮大聖人の御書から励ましになる一節
読み上げ
日蓮大聖人の御書から、原文のまま励みになる一節と解説
立正安国論より、困難な状況に立ち向かう勇気と希望を与えてくれる一節を選び、現代語訳と解説、そして出典をご紹介します。
原文
唯此の一念、三千世界の主となり、十方無量の衆生を度し給う御本尊なり。譬えば、三千世界の宝塔は、唯此の一念より生ぜしなり。三千世界の諸仏菩薩、諸天善神、日月星辰、山川草木、乃至一塵一芥、皆此の一念より生ぜしなり。
「一念三千」
とは、此の義なり。
現代語訳
この「南無妙法蓮華経」という一念こそが、三千世界の主となり、十方無量の衆生を救済する御本尊なのです。譬えば、三千世界の宝塔は、この一念から生じたものです。三千世界の諸仏菩薩、諸天善神、日月星辰、山川草木、そして一塵一芥に至るまで、全てこの一念から生じたものです。まさに「一念三千」とは、この意味なのです。
解説
この一節は、日蓮大聖人が「南無妙法蓮華経」という一念こそが、あらゆる存在を生み出す根本であり、私たちを救済する力を持つと説かれています。
私たちが直面する困難や悩みは、三千世界のあらゆる存在と同じように、この一念から生じたものです。しかし、その根源にあるのは、私たち自身の「南無妙法蓮華経」という一念であり、その力によって、どんな困難も乗り越え、真の幸福を手にできることを示唆しています。
日蓮大聖人は、この一念こそが、私たち一人ひとりの内に秘められた無限の可能性であり、真の希望であると説いています。どんな状況に置かれても、この一念を信じ抜くことが、真の強さであり、真の勝利への道なのです。
出典
立正安国論
