画像提供：Being
「シンギュラリティ・チャンティング」へようこそ。これは、メタバース上で行われる唱題行のワールドです。ここでは、自我や妄想にとらわれず、心のフィルターをクリアにする体験ができます。極寒の佐渡ヶ島で厳しい生活を送った日蓮の精神を感じながら、一つの心、異体同心に近づく旅を始めましょう。自分自身と他者との繋がりを深く感じることで、より平和な世界に一歩近づくことができます。
日蓮大聖人の御書から励ましになる一節
読み上げ
日蓮大聖人の御書からランダムに原文で励ましになる文章
原文
大地より出づる草木悉く宝塔なり。海水より生ずる魚鳥悉く諸仏なり。天より降り来る雨雪悉く妙法なり。風より起こる塵埃悉く如来なり。眼より見ゆる色相悉く三宝なり。耳より聞く音声悉く法音なり。鼻より嗅ぐ香気悉く戒香なり。舌より味わふ味悉く甘露なり。身より触るる所悉く菩提なり。心より思う念悉く妙法なり。
意味
この御書の一節は、日蓮大聖人が法華経の教えを分かりやすく示したものです。
大地から生える草木、海から生まれる魚鳥、天から降る雨雪、風から起こる塵埃、目に見える色、耳に聞こえる音、鼻に嗅ぐ香り、舌に味わう味、体に触れるもの、そして心で思う念までもが、すべて法華経の教えに満ちているというのです。
つまり、私たちの周りにあるあらゆるものは、法華経の教えを体現しているということです。
解説
この御書の一節は、私たちに大きな励ましを与えてくれます。
どんな状況に置かれていても、法華経の教えは私たちと共にあり、私たちを導いてくれるということです。
困難に直面したとき、希望を失いかけたとき、この御書の一節を思い出せば、きっと勇気を取り戻せるでしょう。
出典
立正安国論「三宝実相章」
現代語訳
大地から生える草木はすべて宝塔であり、海から生まれる魚鳥はすべて諸仏であり、天から降る雨雪はすべて妙法であり、風から起こる塵埃はすべて如来であり、目に見える色相はすべて三宝であり、耳に聞こえる音声はすべて法音であり、鼻に嗅ぐ香気はすべて戒香であり、舌に味わう味覚はすべて甘露であり、体に触れるものはすべて菩提であり、心で思う念はすべて妙法である。
