「シンギュラリティ・チャンティング」へようこそ。これは、メタバース上で行われる唱題行のワールドです。ここでは、自我や妄想にとらわれず、心のフィルターをクリアにする体験ができます。極寒の佐渡ヶ島で厳しい生活を送った日蓮の精神を感じながら、一つの心、異体同心に近づく旅を始めましょう。自分自身と他者との繋がりを深く感じることで、より平和な世界に一歩近づくことができます。
日蓮大聖人の御書から励ましになる一節
日蓮大聖人の御書のなかからランダムに原文ではげましになる文章を選んで日本語で意味と解説
原文:
「もし汝等、我に随ひて、仏法を弘めんと欲するならば、まず第一に、身の安穏を思ふべからず。身命を空しくして、法華経を弘めよ。若し命を惜しみて、法華経を弘めずんば、是れ大悪人なり。譬へば、燈油を惜しみ、燈をともさぬに同じ。燈油を惜しみて、燈をともさぬならば、闇の中に坐して、何の益ぞ。又譬へば、宝剣を鞘に入れて、用ひざるに同じ。宝剣を鞘に入れて、用ひざれば、盗人に奪はるるぞ。汝等亦是の如し。若し法華経を弘めずんば、魔の手に奪はるるぞ。」
出典:
立正安国論
意味:
この文章は、日蓮大聖人が弟子たちに法華経を弘めることの重要性を説いたものです。
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「もし汝等、我に随ひて、仏法を弘めんと欲するならば、まず第一に、身の安穏を思ふべからず。」
もし、あなたがたが私に従って仏法を弘めようとするならば、まず第一に、自分の身の安全を気にするべきではありません。
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「身命を空しくして、法華経を弘めよ。」
自分の命を惜しまずに、法華経を弘めなさい。
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「若し命を惜しみて、法華経を弘めずんば、是れ大悪人なり。」
もし、命を惜しんで法華経を弘めなければ、それは大きな悪人です。
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「譬へば、燈油を惜しみ、燈をともさぬに同じ。」
これは、灯油を惜しんで灯をともさないのと同じです。
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「燈油を惜しみて、燈をともさぬならば、闇の中に坐して、何の益ぞ。」
灯油を惜しんで灯をともさなければ、闇の中に座っていても何の益もありません。
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「又譬へば、宝剣を鞘に入れて、用ひざるに同じ。」
また、これは、宝剣を鞘に入れて使わないのと同じです。
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「宝剣を鞘に入れて、用ひざれば、盗人に奪はるるぞ。」
宝剣を鞘に入れて使わなければ、盗人に奪われてしまいます。
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「汝等亦是の如し。若し法華経を弘めずんば、魔の手に奪はるるぞ。」
あなたたちもまた同じです。もし法華経を弘めなければ、魔の手によって奪われてしまいます。
解説:
日蓮大聖人は、法華経を弘めることは、自分の命を賭けるほどの覚悟が必要であると説いています。これは、法華経が真実の仏法であり、人々を救うための唯一の道であるからです。
法華経を弘めることは、自分自身の利益だけでなく、すべての人々を救うためでもあります。日蓮大聖人は、命を惜しまずに法華経を弘めることを通して、人々を闇から光へと導くことを願いました。
この文章は、日蓮大聖人の強い信念と情熱が伝わってくるものです。私たちも、日蓮大聖人の精神を受け継ぎ、法華経を弘めることに精進していきたいと思います。
補足:
この文章は、立正安国論の一節ですが、日蓮大聖人の他の御書にも同様の内容のものがあります。
日蓮大聖人の御書を読むことで、私たちの人生に勇気と希望を与えてくれるでしょう。