「シンギュラリティ・チャンティング」へようこそ。これは、メタバース上で行われる唱題行のワールドです。ここでは、自我や妄想にとらわれず、心のフィルターをクリアにする体験ができます。極寒の佐渡ヶ島で厳しい生活を送った日蓮の精神を感じながら、一つの心、異体同心に近づく旅を始めましょう。自分自身と他者との繋がりを深く感じることで、より平和な世界に一歩近づくことができます。
日蓮大聖人の御書から励ましの言葉:
日蓮大聖人の御書から励ましの言葉
観心本尊抄
「心こそ法界の王なり。心こそ三宝の主なり。心こそ仏なり。心こそ菩薩なり。心こそ衆生なり。心こそ地獄なり。心こそ餓鬼道なり。心こそ畜生道なり。心こそ修羅道なり。心こそ天なり。心こそ人間なり。心こそ仏法なり。心こそ諸仏なり。心こそ一切衆生なり。」
意味
この言葉は、私たちの心が持つ無限の可能性を力強く示しています。私たちの心は、仏や菩薩、地獄や餓鬼道など、あらゆる存在へと変化することができるのです。つまり、私たちの心次第で、どんな境地にも至ることができるということです。
解説
この御書は、日蓮大聖人が弟子である南条時光に宛てたもので、信心と修行の大切さを説いています。その中で、大聖人は私たちの心を「法界の王」と表現しています。法界とは、宇宙全体を指す言葉です。つまり、私たちの心は、宇宙の全てを包含するほどの力を持っているということです。
さらに、大聖人は私たちの心を「三宝の主」と表現しています。三宝とは、仏法僧を指す言葉です。つまり、私たちの心は、仏法僧よりも尊い存在ということです。
このように、日蓮大聖人は私たちの心を非常に高く評価しています。それは、私たちの心が本来仏性を持っているからです。仏性とは、全ての存在が本来持っている仏になるための可能性です。
私たちが日々の生活の中で、様々な困難や悩みを経験するのも、この仏性があるからこそです。仏性は、私たちに試練を与え、成長へと導いてくれるのです。
だからこそ、私たちは自分の心を信じて、努力し続けることが大切です。心の力を信じれば、必ずどんな困難も乗り越えることができるのです。
出典
- 観心本尊抄(日蓮大聖人)
その他
日蓮大聖人の御書には、私たちを励ましてくれる言葉がたくさんあります。ぜひ色々な御書を読んで、自分自身に力を与えてみてください。