「シンギュラリティ・チャンティング」へようこそ。これは、メタバース上で行われる唱題行のワールドです。ここでは、自我や妄想にとらわれず、心のフィルターをクリアにする体験ができます。極寒の佐渡ヶ島で厳しい生活を送った日蓮の精神を感じながら、一つの心、異体同心に近づく旅を始めましょう。自分自身と他者との繋がりを深く感じることで、より平和な世界に一歩近づくことができます。
日蓮大聖人の御書から励ましの言葉:
日蓮大聖人御書「鄒衍抄」より、勇気と希望を与える一節
原文:
汝等、南無妙法蓮華経と唱へ奉るは、譬へば、大船に乗じて、大海に入れるがごとし。波濤高く風も強けれども、船は堅固にして、舵も帆もよく備へたり。況んや、南無妙法蓮華経と唱へ奉る人は、仏の智慧と力を得たり。仏の智慧と力は、譬へば、大海のごとくして、底も浅もなし。南無妙法蓮華経と唱へ奉る人は、大海の中に坐して、仏の智慧と力を得たり。仏の智慧と力で、一切の難を滅し、一切の福徳を成就すべし。
意味:
南無妙法蓮華経と唱えることは、大海原を進む大船に乗るようなものです。たとえ波が高く風が強くても、船は堅牢で、舵も帆も整っています。まして南無妙法蓮華経と唱える人は、仏の智慧と力を得ています。仏の智慧と力は、大海のように底も浅もありません。南無妙法蓮華経と唱える人は、大海の中に座して、仏の智慧と力を得ています。仏の智慧と力で、あらゆる困難を克服し、あらゆる福徳を成就することができるのです。
解説:
この一節は、日蓮大聖人が弟子たちに勇気と希望を与えた言葉です。南無妙法蓮華経と唱えることは、たとえ困難な状況に直面しても、必ず乗り越えられるという確信を与えてくれます。なぜなら、南無妙法蓮華経と唱える人は、仏の智慧と力を得ているからです。仏の智慧と力は、大海のように無限であり、あらゆる困難を克服し、あらゆる福徳を成就することができます。
日蓮大聖人は、この一節を通して、弟子たちにどんな困難にも立ち向かう勇気と、必ず成し遂げられるという希望を与えたのです。
出典:
- 日蓮大聖人御書「鄒衍抄」