Singularity Chanting 20240626

画像提供:Being

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「シンギュラリティ・チャンティング」へようこそ。これは、メタバース上で行われる唱題行のワールドです。ここでは、自我や妄想にとらわれず、心のフィルターをクリアにする体験ができます。極寒の佐渡ヶ島で厳しい生活を送った日蓮の精神を感じながら、一つの心、異体同心に近づく旅を始めましょう。自分自身と他者との繋がりを深く感じることで、より平和な世界に一歩近づくことができます。

日蓮大聖人の御書から励ましの言葉:

Tensui
Tensui

日蓮大聖人の御書「開目抄」から励ましになる一節

原文

「是故に、日蓮といゐし者は去年九月十二日子丑の時に頚はねられぬ、此れは魂魄・佐土の国にいたりて返年の二月・雪中にしるして有縁の弟子へをくればをそろしくて・をそろしからず・みん人いかに・をぢぬらむ、此れは釈迦・多宝・十方の諸仏の未来日本国・当世をうつし給う明鏡なりかたみともみるべし」(開目抄)

意味

私は日蓮、去年9月12日、丑の刻に斬首されようとした。しかし、私の魂魄は佐渡の国に渡り、翌年の2月、雪の中にこの文を書き記し、縁のある弟子たちに送った。人々はどのように思うだろうか?恐ろしいだろうか?しかし、これは釈迦如来、多宝如来、十方世界の諸仏が未来の日本国、この時代を映し出す明鏡であり、鏡であると見るべきである。

解説

日蓮大聖人は、弘安5年(1282年)9月12日、竜の口の法難において処刑されようとした。しかし、不思議なことに刑死を免れ、佐渡島への流罪となりました。この一節は、佐渡配流中の翌年2月に、日蓮大聖人が弟子たちに向けて書いた手紙「開目抄」に記されています。

日蓮大聖人は、自身の難を乗り越えた経験を、「未来の日本国、この時代を映し出す明鏡」と表現しています。それは、苦難に直面した時こそ、真の信仰が試され、磨かれるものであることを意味します。

私たちも、日蓮大聖人の御精神に倣い、困難に立ち向かう勇気と、希望を失わない強い信念を持つことが大切です。

出典

  • 日蓮大聖人御書「開目抄」

補足

この一節は、日蓮大聖人の強い信念と不屈の精神を表しており、困難に直面している人々に大きな励みを与えてくれます。また、日蓮大聖人が法華経の教えを未来の人々に伝えようとされた強い意志も感じることができます。

日蓮大聖人の御書には、他にも多くの励ましになる言葉が記されています。ぜひ、機会があれば御書を読んでみてはいかがでしょうか。

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