「シンギュラリティ・チャンティング」へようこそ。これは、メタバース上で行われる唱題行のワールドです。ここでは、自我や妄想にとらわれず、心のフィルターをクリアにする体験ができます。極寒の佐渡ヶ島で厳しい生活を送った日蓮の精神を感じながら、一つの心、異体同心に近づく旅を始めましょう。自分自身と他者との繋がりを深く感じることで、より平和な世界に一歩近づくことができます。
日蓮大聖人の御書から励ましの言葉:
日蓮大聖人の御書から励ましになる文章:四条金吾殿御返事(法華経兵法の事)
原文
「是の如き御法門をば、いかに強き敵たりとも、必ず降伏させ給うべきなり。譬えば、三千世界の王たる須弥山も、風吹けば塵芥のごとく吹くろされ候。ましてをや、末法の凡夫をや。是の故に、法華経を習学し、南無妙法蓮華経と唱え奉る人は、必ず仏になるべきなり。」
意味
この力強い御文は、四条金吾殿御返事(法華経兵法の事)に記されています。日蓮大聖人は、たとえどんな強敵であっても、法華経の力があれば必ず打ち勝つことができると力強く仰せられています。
三千世界の王たる須弥山は、仏教における宇宙の中心と考えられていた山です。その須弥山も風によって塵芥のように吹き飛ばされるという喩えを用いることで、法華経の偉大なる力を表現されています。
末法の凡夫である私たちにとって、法華経を信じ、南無妙法蓮華経と唱えることは、必ず成仏できる唯一の道であると説かれています。
解説
この御文は、日蓮大聖人の確固たる信念と、法華経に対する絶対的な信頼を表しています。たとえ困難に直面しても、法華経を信じ抜くことで、必ず勝利することができると力強く鼓舞してくださいます。
現代社会を生きる私たちも、様々な悩みや苦難に直面することがあります。しかし、そのような時こそ、日蓮大聖人の御言葉を思い出し、法華経への信心を貫くことが大切です。
法華経の力によって、私たちはあらゆる困難を乗り越え、真の幸福境地へと到達することができるのです。
出典
- 四条金吾殿御返事(法華経兵法の事)