「シンギュラリティ・チャンティング」へようこそ。これは、メタバース上で行われる唱題行のワールドです。ここでは、自我や妄想にとらわれず、心のフィルターをクリアにする体験ができます。極寒の佐渡ヶ島で厳しい生活を送った日蓮の精神を感じながら、一つの心、異体同心に近づく旅を始めましょう。自分自身と他者との繋がりを深く感じることで、より平和な世界に一歩近づくことができます。
日蓮大聖人の御書から励ましの言葉:
Tensui
日蓮大聖人御書「観心本尊抄」から励ましの言葉
原文
「是れ偏えに南無妙法蓮華経と唱うる故に、三千世界の仏神、皆当人の守護となり給うなり。譬えば、父母の我が子を思うが如し。是の故に、諸天善神、常に当人の守護となり給いて、一切の難を除き給うなり。又、当人の寿命を延べ、福徳を増し給うなり。」
現代語訳
ただひたすらに「南無妙法蓮華経」と唱えることによって、三千世界の仏神が皆、その人の守護者となってくださるのです。これは、父母が我が子を思う心と同じです。だからこそ、諸天善神は常にその人の守護者となり、一切の難を除き、寿命を延べ、福徳を増してくださるのです。
解説
この御文は、「観心本尊抄」の冒頭部分に記されています。日蓮大聖人は、題目である「南無妙法蓮華経」を唱えることが、三千世界の仏神、つまりあらゆる宇宙の仏様や神様たちの守護を受けることに繋がると説かれています。
励ましのポイント
- 日蓮大聖人は、私たち一人ひとりが仏様や神様によって守られている存在であることを教えてくださいます。
- どんな困難な状況に直面していても、「南無妙法蓮華経」を唱えることで、仏神たちの力強い守護を受けることができるのです。
- 題目を唱えることは、単なる形式的な行為ではなく、私たちに勇気と希望を与え、困難を乗り越えさせてくれる力を持っているのです。
現代社会への応用
現代社会は、様々なストレスや不安に満ち溢れています。仕事や人間関係、健康問題など、多くの人が悩みを抱えています。
そんな時こそ、日蓮大聖人の御言葉を思い出し、「南無妙法蓮華経」を唱えてみてはいかがでしょうか。題目は、私たちに希望の光を与え、困難を乗り越えるための力を与えてくれるはずです。
出典
- 日蓮大聖人御書「観心本尊抄」