Singularity Chanting 20240806

画像提供:Being

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「シンギュラリティ・チャンティング」へようこそ。これは、メタバース上で行われる唱題行のワールドです。ここでは、自我や妄想にとらわれず、心のフィルターをクリアにする体験ができます。極寒の佐渡ヶ島で厳しい生活を送った日蓮の精神を感じながら、一つの心、異体同心に近づく旅を始めましょう。自分自身と他者との繋がりを深く感じることで、より平和な世界に一歩近づくことができます。

日蓮大聖人の御書から励ましの言葉:

Tensui
Tensui

日蓮大聖人の御書からの励ましの言葉:四条金吾への手紙より

御書原文

さて、汝今生既に仏法を受持候へば、一生の間、一念の悪心を起こさず、至誠に南無妙法蓮華経と唱へ給へ。

現代語訳

さて、あなたは今生においてすでに仏法を受け持たれましたので、一生の間、一念の悪心を起こすことなく、至誠をもって南無妙法蓮華経と唱え続けてください。

解説

この言葉は、日蓮大聖人が四条金吾という信者に宛てた手紙の中に記されています。仏法を信仰し、修行を始めた信者に対して、日蓮大聖人が送る温かい励ましの言葉と言えるでしょう。

  • 一生の間、一念の悪心を起こさず:
    • 仏法を信仰する者は、一生を通じて悪心を起こさないように心がけるべきであると説かれています。
    • 一念の悪心とは、例えば、怒り、嫉妬、慢心など、仏法の教えに反する心の状態を指します。
    • この言葉は、修行の道のりが決して平坦ではないことを示唆しつつ、常に正しい心を保つことの大切さを説いています。
  • 至誠に南無妙法蓮華経と唱へ給へ:
    • 南無妙法蓮華経という題目を唱えることは、仏法修行の根本であり、この題目を唱えることで、仏の智慧や慈悲を自分の心に引き寄せ、仏の境地へと近づいていくことができる、と説かれています。
    • 「至誠」という言葉は、心から信じ、誠実に唱えることを意味します。
    • この言葉は、題目を唱えることの重要性を強調し、信者を励ましています。

この言葉が与える意味

この御書の一節は、私たちが日々の生活の中で困難に直面したり、迷いや不安を感じたりした時に、心の支えとなる言葉です。仏法を信仰し、題目を唱えることで、どんな困難な状況も乗り越えることができるという確信を与えてくれます。また、常に善い心を持ち、正しい道を歩むことの大切さを教えてくれます。

出典

  • 御義口伝:日蓮大聖人の重要な教えをまとめた書物の一つ。

まとめ

日蓮大聖人の御書には、私たちを励まし、勇気づける言葉がたくさんあります。この四条金吾への手紙の一節もその一つです。この御書の言葉を心に留め、日々の生活の中で実践していくことで、より豊かな人生を送ることができるでしょう。

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